キッチン会議

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美しく配置する

コラム | 2017.6.20

先日のキッチンのアンケートでキッチンカウンターの上には片付けの後は何も置かないと答えた方は8.7%でした。そしてそうしたいがなかなかできないとの回答は35.9%です。多くの人がものを何も置かないというのを理想としていることがわかります。たしかにものには心があるかのように何かを置くと他のものが吸い付いてくるかのようにその周りにものが増えていくものです。机の上なにげなくおいたDM封筒のまわりにすぐに他の封筒や葉書が置かれてしまうのを経験することはあるでしょう。

「第二回アンケート キッチン内の整理整頓と道具や「もの」のもちかたについて」Q9より

こうした何も置かないというのは、特に日本の片付けの理想像として一般的かもしれません。床の間に花一論というのが日本人の美意識とも言えますが、一方海外のインテリア雑誌などをみると生活がありながら美しく「もの」が置かれているのをよく見かけます。何も置かないのは生活感がなくどこか殺風景にも見えます。実際暮らしていれば、何も置かないというのは難しいものです。そこで少し高度ですが、ものを置きながら美しく配置するという領域がありそうです。乱れる一歩手前で止めるのです。
そのためには全体の中で美しく見えるための空間の許容量があります。空間に余力をもたせながら、飾っていくという意識をもつことが大事です。またものを置くときにも見せることを意識するのも大切です。たとえば色を合わせるとか、高さを揃えるなどの工夫で随分と見え方は変わります。本を置くときに、カテゴリー別でなく高さや色別で置くという方法で整理する方法もあるのです。キッチンであれば同じビンや容器にいれて収納したり、同じ色のものを一緒に置くというのがありそうです。
なにも置かないと考えるのでなく、美しく見せるということを意識すると暮らしは楽しくなるようにも思えます。難しいことですが少し意識を変えてみることで整理整頓が楽しくなるように思うのです。みなさんはどのように思いますか。ご意見お寄せください。

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